泌尿器科解体新書

第01回 「泌尿器科」に持つイメージは?

 皆様はじめまして。この度連載を始めさせていただきます宮の沢泌尿器科クリニック院長の小林と申します。宜しくお願い致します。

 皆様は泌尿器科というとどういったイメージをお持ちでしょうか? 昔は性病など人に知られたくない病気を治す所というイメージをお持ちの方が多かったとお聞きしますが、現在では、腎臓やおしっこに関するさまざまな病気を治す所、と正しく理解される方が多くなってきていると思います。

 実際、私のクリニックを訪れる患者さんは、男性と女性はほぼ同数で、赤ちゃんからお年寄りまで実に幅広い年齢の方がいらっしゃいます。おそらく、皆さんが想像しているよりもずっとたくさんの種類の病気を扱っているはずです。いったい、泌尿器科とはどんな病気を扱う科なのでしょうか? また、それはどんな症状であらわれるのでしょうか?そして、どのような時に泌尿器科を訪れるべきなのでしょうか?

 これからの連載では、そのような疑問に一つ一つお答えしていこうと思います。読者のみなさまに泌尿器科への理解を深めていただくことで、いざという時に、あわてず、安心して病院を訪れていただけるよう願っております。

泌尿器科診療と血液透析

泌尿器科診療では、特に前立腺肥大症の診断治療、女性尿失禁の診断と治療、投稿年の排尿障害の治療、血液検査、神経因性膀胱の治療、腎不全の治療、前立腺癌、膀胱癌、腎臓癌などの泌尿器科系癌の検診と治療コンサルタントなどに力を入れております。

血液透析は日中および夜間に行なっております。
すでに透析を導入されている患者さんでも、交通の便などから当院での透析治療を希望される方はご相談ください。