前立腺肥大症とは?

 Q.前立腺肥大症は高齢男性の病気といわれていますが本当ですか?
A.その通りです。前立腺は中高年になると徐々に肥大してくる傾向があり、50歳代ではその半数に小さな肥大症結節ができ始めます。
しかし症状を自覚する時期は60歳代以降が多く、70歳代ではさらに増加します。
疫学グラフ

 Q.前立腺が肥大するとどうして排尿の異常がみられるのですか?
解剖図
A.前立腺は尿道を取り囲む位置にありますので、前立腺が肥大してくると排尿に影響をおよぼします。
排尿がしずらくなったり(排出障害症状)、逆に尿が頻繁になったりする症状(蓄尿障害症状)がでてきます。
前立腺肥大症の症状はさまざまで、表1の『国際前立腺症状スコア』にあるようなものが代表的なものです。

表1(国際前立腺症状スコア)
どれくらいの割合で次のような症状がありましたか
全くない
5回に1回の割合
より少ない
2回に1回の割合
より少ない
2回に1回の割合
くらい
2回に1回の割合
より多い
ほとんど
いつも
この1ヶ月の間に、尿をした後にまだ尿が残っている感じがありましたか
この1ヶ月の間に、尿をしてから2時間以内にもう一度しなくてはならないことがありましたか
この1ヶ月の間に、尿をしている間に尿が何度もとぎれることがありましたか
この1ヶ月の間に、尿を我慢するのが難しいことがありましたか
この1ヶ月の間に、尿の勢いが弱いことがありましたか
この1ヶ月の間に、尿をし始めるためにお腹に力を入れることがありましたか
0回
1回
2回
3回
4回
5回以上
この1ヶ月の間に、夜寝てから朝起きるまでに、ふつう何回尿をするために起きましたか
とても
満足
満足
ほぼ満足
なんとも
いえない
やや不満
いやだ
とても
いやだ
現在の尿の状態がこのまま変わらずに続くとしたら、どう思いますか


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